Googleが、こうした被害への対策をユーザーに提供している一方で、被害に遭ってなお、実際にセキュリティ対策を行なうユーザーは3.1%未満と非常に少ないことから、多くのユーザーにとって、アカウントを乗っ取られることに対する危機感がそう高くないことがうかがえます。
Googleアカウントと同じパスワードを、複数のサービスで使いまわしているユーザーの多さに驚かされますが、危険度は他の手段に比べて高くありません。最も危険なフィッシングについては、巧妙に作られたものは本物との見分けが難しく、今後も被害が出続けることが予想されます。
同じパスワードを複数のサービスでの再利用しないことや、個人情報の入力を促すメールなどについて、簡単に記載のURLをクリックしないといった、個々のインターネットユーザーがセキュリティに関するリテラシーを高め、被害に合わないよう心がけることが重要です。
セキュリティに関連するアンケートのアイデアです。こういったアンケートを取りたい場合は「100人アンケート」のご活用をご検討ください。