タバコもお酒も口腔や咽頭がんの罹患リスクを約2倍増加させてしまう恐ろしい物

口腔・咽頭がんリスク「2.4倍」~タバコを吸う男性
... の既往がなく、アンケート調査に回答した40~69歳の男女9万5525人を、2010(平成22)年まで追跡した調査結果に基づき、喫煙・飲酒と口腔・咽頭がん発生リスクとの関連を調べたという。大規模で長期間のコホート調査だが、すでに論文はオンライン発表が「Europiean Journal of Cancer Prevention」上でなされている。
喫煙はがんのリスクを高めるが、国立がん研究センターの研究グループが大規模で長期間の疫学調査を実施し、口腔・咽頭がんについて調べた。喫煙と飲酒が重なると最大4.1倍ものリスクがあることがわかったという。 元記事を見る

日本の国立がん研究センターの予防研究グループが日本国内の疫学調査から日本における口腔・咽頭がんと喫煙と飲酒のリスクの関係を調べた成果報告によると、 男性では、タバコを吸わないグループ(非喫煙者)と比べて、吸うグループ(現在喫煙者)の口腔・咽頭がんの罹患リスクが2.4倍増加し,また、吸わないグループと比べて、累積喫煙指数(1日喫煙箱数×喫煙年数)が60以上のグループでは罹患リスクが4.3倍増加したという調査結果が出た事です。

昔からタバコを吸えば健康に良くないという話は見聞きしてきましたが、調査する事により具体的に数字となって示された事ではっきりそれが実証された形になりました。タバコの性質上影響を受けやすい器官の口腔や喉頭がんの罹患リスクが増加するのも当然と言えますし、吸う本数と年数が高ければリスクもより高まるのもこれまた当然の結果と言えます。

一方の飲酒に関する調査で男性では酒を飲まないグループ(非飲酒者)に比べ、週に1回以上飲酒するグループ(日常飲酒者)で口腔・咽頭がんの罹患リスクが1.8倍増加し、さらに、エタノール摂取量に換算して週に300グラム以上(1日平均4合以上)酒を飲むグループで罹患リスクが3.2倍増加したという調査結果が出た事です。

お酒は百薬の長とも言われていますが、口腔や咽頭ガンの罹患リスクが増加するということは必ずしも健康に良い点ばかりではないとデータでも証明されました。タバコと同じく量が多くなればなるほど罹患リスクも高まりますのでやはりほどほどに楽しむというのが1番だと思います。

このニュースのまとめ

タバコもお酒もやめられない人は沢山います。しかし特にタバコの方は近年では吸う本人だけでなく受動喫煙をして周りの人間にも迷惑を掛けているのは間違いないのでいくら個人のたしなみといえ、やはり周りに迷惑を掛けないように楽しむべきだと思います。ストレス解消の為のタバコやお酒で決して周りに迷惑を掛けてはいけないし、健康を害してまで楽しんではいけないと思います。


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2018年02月21日
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