ピアノ講師が生徒を多く獲得する方法を発見するためのアンケート調査

今回アンケート調査を実施した目的

子どもの習い事として必ず上位に上がるピアノ。
いつの時代にもピアノ教室は大変多く、同じ町内でも3件以上のピアノ教室があるというのも珍しいことではありません。私もピアノ教室を運営する立場にいますが、教室を運営していくにはある程度の生徒数が必要になりますので、生徒を1人でも多く獲得するためにはどうすればよいのかをいつも考えています。

「どうしたら新しい生徒さんに多く入会してもらえるのか?」
「今来ていただいている生徒さんに少しでも長くピアノを続けていただけるか」

今回アンケートを実施することよによって新たな発見があると良いと考え、アンケートを実施しました。

全体回答者数:117人(男性:42人 女性:75人)

全体の61%の人が、ピアノ教室を知ったきっかけは紹介と回答

Q1.ピアノ教室に子供を入会させたことがある方への質問です。入会したピアノ教室を知ったきっかけを教えてください。

アンケート結果によるとピアノ教室を知ったきっかけは、61%程度の人が紹介だということです。やはり現在通ってくれている生徒に満足していただくことが一番大切だということが分かります。また、2番目に多かったのは検索エンジンで探したという人で、約18%でした。ここは少し意外な結果でした。時代の変化に対応して、ピアノ教室のホームページを作成してみるべきかもしれないと思いました。

入会させる前に比較検討したピアノ教室の数は、1社が最も多い

Q2.入会させる前に比較検討したピアノ教室の数を選択してください。

入会する前に比較検討したピアノ教室の数は、1社が一番多いという結果になりました。
あちこちの教室を体験してから決めるという人より、口コミや看板、インターネット上の情報で通うピアノ教室をある程度選んでから、確認のために体験レッスンを受ける人が多いようです。体験レッスンのときだけ頑張るというのでななく、日頃のレッスンを充実させる、分かりやすいホームページや看板の作成などが大切だと痛感させられました。

教室選びのポイントで重視されているのは地理上の通いやすさ

Q3.入会させたピアノ教室を選んだ決め手は何でしたか?

次に、入会させたピアノ教室を選んだ決め手について調査しました。地理上の通いやすさが43.4%と口コミが良かったや、内容やこれまでの実績が良かったを上回りました。いくら評判の良い教室でも、家から遠かったり通いにくい場所にある教室はなかなか来てもらいにくいということです。ご近所の生徒を大切にするとともに、ご近所の方との日頃からのお付き合いを大切にしなければならないと感じました。これから教室を開くなら、近くに子どもが多く住んでいる街を選ぶことも大切です。

今回のアンケートではとても学びが多かったです。生徒を増やすためには評判が大切なのは基本ですが、検索エンジンで教室を探す人も一定数いることから、ホームページを開設し、充実させることもも大切なポイントだと思いました。

また、コメントから分かるように、ピアノを学ぶ目的は人それぞれですので、個人の目的や実力、性格に合わせたきめ細かな配慮のあるレッスンが大切だと感じました。そして何よりピアノ教室に通うのが楽しみだと思っていただける教室であることがとても大切ですね。

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